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柱が緑で塗られている・・・?
2025.09
家づくり豆知識
こんにちは!真工務店です。
ここ最近、中筋分譲についての記事が多い気がしますが・・・
今回もその中筋分譲で発見したものを紹介します^^
まず下の写真をご覧ください☺
あらゆる柱やボードに、一定の高さで緑色の“何か”が塗られています。
一体これは何のために塗られている思いますか?
完成したときには見えなくなる部分ですので、見る機会が少ないと思います。
これは、防蟻処理のために使われる薬剤が塗布されている写真です。
防蟻処理は、その名の通り「シロアリを防ぐ」ために行われる作業で、建物の耐久性を保つのに重要な工程です。
薬剤が一定の高さで塗布されているのは、建築基準法により「地面から1メートル以内の範囲に防蟻処理を施すこと」が義務付けられているためです。
防蟻処理は定期的に行うことが重要です。
放置していると柱が食い尽くされてしまい、建物自体が危険な状態になってしまいます。
以前、社長や専務とシロアリの話題になったとき、こんな話を伺いました。
リノベーション工事で壁を解体したところ、シロアリの被害によって家中の柱がボロボロで危ない状態だった現場があったそうです。
実際の写真も見せてもらいましたが、柱の内部がスカスカになっていたり、原型をとどめていない柱もあったりと、衝撃でした・・・(@_@)💦
完成後には見えなくなる部分ですが、だからこそ定期的なメンテナンスが欠かせません。
住まいを長く安全に保つためにも、継続的な点検と防蟻処理を心がけましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!