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“火打ち”ってなに?

2025.08

家づくり豆知識

こんにちは!真工務店です。

 

 

本日は家の構造のちょっとした面白い豆知識をご紹介します(^.^)

 

いきなりですが、家を建てる時に必要な矢印で示した材料はなんでしょうか?

 

 

 

 

答えは“火打ち梁(ひうちばり)”という構造材でした。

皆さん、わかりましたか?初めて聞く方も多くいらっしゃるかと思います☺

 

火打ち梁とは、梁や桁が交差するコーナー部分に取り付けられる補強材で、構造の安定性を高める役割があります。

地震や台風による揺れが水平方向へ広がるのを抑え、変形を防ぎます。火打ち梁によってつくられる三角形は、力学的に安定した形状であり、建物の回転やゆがみを抑える効果もあります。

 

 

ではなぜ、“火打ち”と呼ばれるのでしょうか?

 

火打ちの名前は、火打ち石と火打ち金という道具からきています。

火打ち石と火打ち金を打ち合わせて火花を出す「厄除けの儀式」が行われていました。この火打ち金の形が三角形であることから、建築でコーナー部分に三角形を作る補強材を「火打ち」と呼ぶようになりました。

 

ちなみに、梁や桁部分の補強材を“火打ち梁”と言い、土台部分の補強材を“火打ち土台”と言います☺

 

“火打ち”の名前の由来、意外でしたよね?

皆さんが「へぇ~!」と思えるような面白い豆知識を今後も更新していきます(^.^)

 

最後までご覧いただきありがとうございました(^^♪

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